声帯ポリープ|のむら耳鼻咽喉科クリニック|つくば市東新井

声帯ポリープは、大きな声を急に出したことによって声帯の粘膜が出血を起こし生じるのではないかと考えられています。血豆のような状態が声帯にできるイメージです。
よってポリープができやすい人は、急に大きな声を出さざるを得ない方がなりやすい傾向にあります。
声帯結節は、常に声を出しているとその慢性的な刺激により声帯の粘膜が炎症をおこし粘膜が隆起します。
こちらは教師、幼稚園の先生、保母、歌手、アナウンサーなど、声を多用する職業の方に多い傾向にあります。
症状は、なかなか治らない声枯れが典型的です。

▼ 治 療

声を多用したり大声を出したりと声枯れしやすい方は、発声の仕方が声帯に負担をかけてしまっている場合があります。いくら声を多用しても、大声を出しても声枯れしない方っていますよね？そういう方は自然と声帯に負担をかけない発声ができているのだと考えます。
よって、まずは声の出し方などを勉強する声の衛生指導や音声治療を通院しながら行います。こちらは専門の言語聴覚士が担当しますので、近隣の連携病院をご紹介いたします。それで改善すればそのまま経過観察でよいと思われます。
しかしそれでも改善しないケースは入院の上、全身麻酔での手術が必要となります。その場合も近隣の連携病院をご紹介いたします。

▼ ドクターより

声を酷使しやすいお仕事の方で、すぐに声がかれてしまう、声枯れが良くならない方や大声を出した後声枯れが治らない方は、お気軽にご相談ください。

声帯全体に慢性的な炎症がおき、ポリープの様に水ぶくれ状態になる病気で声枯れをきたします。声帯の両側に発症する方が多く見られます。
原因として、たばこや声の酷使、胃酸の逆流などがあります。その中でも喫煙する方が圧倒的に印象です。

▼ 治 療

まずは禁煙してもらいます。ポリープや結節とは違って声の衛生指導や音声治療では改善が難しく、入院の上全身麻酔下での手術が必要なことが多いです。その際は近隣の連携病院をご紹介いたします。

▼ ドクターより

喫煙されている方で声枯れが続くときは、この病気の可能性がありますのでご相談ください。禁煙が大事な病気ですので、ご協力よろしくお願いします。